No選挙カーで行きます。選挙の形も時代とともに変わる。

こんにちは。つちみです。

今回の塩竈市議会議員選挙は、選挙カーを使わないで行うことにしました。

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思いは変わらず

以前、選挙カーについて思うことを記事にした事がありましたが、私の考えはその当時と変わらず、今でも「もう選挙カーを使う時代ではないな」と思っています。

当時と変わった状況と言えば、物価高に加えて燃料費も著しく高騰していること。また、気温が非常に高い日が続いていることでしょうか。前者は追い風、後者はNo選挙カー選挙を実施する陣営にとっては過酷な選挙期間になりそうです・・・。

実際に活動してみて

今日一日、活動してみて思ったことは、住宅地における市民の皆様との接点が殆どないこと。暑さで窓を閉め切りクーラーを付けているからか、人は殆ど出てきません。ただし、これは選挙カーで回っている候補者も同じ様です。しかしながら、選挙カーの様な大きなスピーカーではなく手持ちのハンドマイクで呼びかけしているので、選挙カー以上に声は届いていないと思います。これが吉と出るか凶と出るか。

一方、徒歩で移動すると商業施設や駅の敷地の際まで寄ることができ、移動している市民の皆様に声がけできるのは大きなメリットと感じています。日中の暑い時間以外は好意的にチラシを受け取ってくれる方が多く、良い感触を得られました。また、辻に立ち演説したり手を振っていると応えてくれる車移動の方が多いです。

活動指方針

人にやさしく

人々のライフスタイルや価値観の変化により、大音量のスピーカーで『候補者名』と『お願い』を連呼して回ることに不快感を持つ人が増えてきました。

よって、スピーカーを使用する際は、

  • 場所を選びます(辻中心とします)
  • 音量を絞ります(住宅地では特に)
  • 連呼行為は行いません(そもそも徒歩ではできません)
  • 住宅地での街頭演説は1箇所1分程度に留めます

環境にやさしく

令和4年2月にゼロカーボンシティを表明しました。

「2050年にCO₂(二酸化炭素)排出量を実質ゼロ」を目指す旨を首長若しくは地方自治体として表明した地方自治体のことを指します。

塩竈市役所HPより

今回の選挙活動で排出される温室効果ガスの量自体は高が知れていると思いますが、選挙カーの必要性に疑問を持っている以上、温室効果ガスを排出しない選挙方法を模索していきたいと思っています。

塩竈市の一員として、選挙カーを使わない選挙方法を実施し、温室効果ガス排出量削減の啓発活動に努めます。

市の財政にやさしく

1週間の選挙活動で使用される選挙カー関連の経費は、1候補者あたり最大50万円程度。塩竈市では今回市長選挙を含めて24名の立候補者が出ましたので、最大1200万円程度の費用が公費から支払われることになります。この額は、NEWしおナビ100円バスの1年間の赤字額に相当します。

市の財政は私たち市民から集めた税金であり、目的に沿ってより効果的な使用が求められます。

選挙カーの使用は立候補者に認められたアピール手段なので使ってはダメだということはありませんが、今の時代に合った方法かと疑問が残るため、選挙カーを使わないことで問題提起をしていきたいと思います。

前例に倣って選挙カーを使い続けるのではなく、常にその妥当性を問いかけていく姿勢を持っていきたいと思います。

おわりに

天気予報では、大変暑い日が続き、熱中症アラートも毎日出るようです。

暑さが続くとなると、選挙で日中外で騒ぐことも今後無くなるのかもしれませんが、今回は休憩を取りながら頑張って歩こうと思います。

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